長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 循環器内科学 前村 浩二 教授
重症心不全患者が心臓移植を受けるまでの期間、心機能をサポートするために用いられる左室補助人工心臓「LVAD(エルバド)」。ニーズが高まる中、循環器内科学の前村浩二教授に、その最前線を語ってもらった。
重症心不全患者が心臓移植を受けるまでの期間、心機能をサポートするために用いられる左室補助人工心臓「LVAD(エルバド)」。ニーズが高まる中、循環器内科学の前村浩二教授に、その最前線を語ってもらった。
「眼で全身の状態を診る」。九州大学大学院医学研究院眼科学分野の園田康平教授はそう語る。眼科医のおもしろさや近年の疾患の傾向、眼科が抱える課題と対策を聞いた。
今年、佐賀大学医学部は開講40周年を迎えた。最先端の教育方略を取り込み先進的な研究を展開。医師国家試験合格率もトップクラスを維持する。力を注ぐのはプロフェッショナリズムを持った「良き医療人」の育成だ。
一般財団法人「日本尊厳死協会」の宮崎県の会長も務めている東秀史・メディカルシティ東部病院病院長。患者さん本位の「尊厳死」と、そのために必要だとする「オーダーメード診療」とは。
この春、就任した森田茂樹・九州医療センター病院長。佐賀大学医学部附属病院病院長を経て、8年ぶりに同センターに戻って2年。他病院の病院長を経験してきたからこそ見える、改善点や強みとは。
およそ40年にわたり「沖縄県の生活習慣病」と向き合ってきた髙江洲良一理事長。心がけているのは「患者さんの生活の背景まで見て、少しの"刺激"を加えてあげること」と語る。
地域がん診療連携拠点病院を中心とする医療提供体制の整備で「がん医療の均てん化」が進んだが、診療の質を評価する手法はまだ確立されていない。「格差」が生じていることも課題として浮かび上がってきた。医療安全の確保に関する問題点も指摘されており、がんゲノム医療など、一定の集約化が必要な分野もある。
前々回と同じ、フォンタン術後の意識障害の事例です。本件の先天性心疾患は大型心室中隔欠損で、術前は中隔形成+僧帽弁形成術が予定されていましたが、開胸して心臓内部の形態を確認したところ、中隔形成術は困難と考えられ、フォンタン手術の方針に変更されたようです。当時、3歳でした。