医療事故に向き合う患者と医療者|双方を救済する仕組みを
10月21日(日)、新大阪丸ビル別館(大阪市)でシンポジウム「傷ついた当事者のケア」が開かれる。主催は一般社団法人医療対話支援連携プロジェクト「Heals」。医療事故に直面した患者と家族、医療者双方の当事者へのケア、ピアサポートシステムの普及を目指している。
10月21日(日)、新大阪丸ビル別館(大阪市)でシンポジウム「傷ついた当事者のケア」が開かれる。主催は一般社団法人医療対話支援連携プロジェクト「Heals」。医療事故に直面した患者と家族、医療者双方の当事者へのケア、ピアサポートシステムの普及を目指している。
1964年に設立し、長年にわたってがんの診断、治療、予防の質の向上に取り組んできた愛知県がんセンター。併設の研究所では新たに分子遺伝学やシステム解析学といった部門を設置。「ゲノム医療」に関連する領域の強化も進んでいる。木下平総長に今後の展望を聞いた。
肝がん治療の選択肢の一つに「移植」がある。山口大学医学部附属病院では、2016年冬、16年ぶりに生体肝移植が再開された。大阪大学医学部附属病院から移り、消化器・腫瘍外科学講座をけん引するのは永野浩昭教授だ。
「地方は地方のやり方で、都市部とは違う教室の魅力を確立できると確信しています」と語る島田光生教授。徳島県における肝臓がんの現状と、「徳島ブランド」構築を目指す医局運営について聞いた。
広島県で指定されている11の「がん診療連携拠点病院」の中で、広島市立広島市民病院の院内がん登録件数は最多だ。質の高いがん医療のためにこれから取り組むべきこと、地域に求められる役割などについて、荒木康之病院長に聞いた。
リサーチマインドを大切にしながら、都市部と変わらぬ医療の提供に向け奮闘する宮崎大学医学部外科学講座の呼吸器外科グループ。今、進める肺がんの治療と研究とは。
切除が難しいがんの一つ、悪性脳腫瘍。2年生存率は5割に満たない。「現行の標準治療では患者を救えない」と治療法開発に積極的に取り組む石内勝吾教授に話を聞いた。
肝がんの治療成績で全国平均を大きく上回る久留米大学医学部外科学講座。肝胆膵外科部門を統括する奥田康司教授は、「チームでポジティブサムを目指すべき」と語る。その言葉の意味は。
ウイルス性肝炎に起因して発症する肝がんは減少傾向にある。しかし、アルコールの過剰摂取や肥満など、生活習慣が原因になるケースが増加傾向だ。30年以上肝がんの治療に携わってきた佐々木裕教授に、肝がんの現状と今後について聞いた。