九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

大学病院の役割を果たし 職員一丸でコロナを乗り切る

大学病院の役割を果たし 職員一丸でコロナを乗り切る

大阪市立大学医学部附属病院
平田 一人 病院長(ひらた・かずと)
1978年大阪市立大学医学部卒業。
カナダ・シャーブルック大学医学部薬理学教室、
大阪市立大学医学部・医学研究科呼吸器内科学教授、
同附属病院副院長などを経て、2018年から現職。


  未知の感染症に対し、病院全体で一丸となり挑んできた大阪市立大学医学部附属病院。新型コロナウイルス感染症の重症患者受け入れに始まり、疲弊する職員のケアなど、どのように対応してきたのか。平田一人病院長に話を聞いた。


―患者の受け入れについて。

 これまで設備、人員、防護具などの備品を確保しながら新型コロナウイルス感染症対応の体制整備を行い、感染防止対策を徹底してきました。大阪府からの重症患者受け入れ要請に伴う病床の確保に当たっては、病棟の改修工事、陰圧個室の増設、院内感染防止のためのゾーニングを行い、10床から21床まで段階的に病床を増床し、対応してきました。

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