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分子生物学を駆使し 脳の発達・疾患と進化に迫る

分子生物学を駆使し  脳の発達・疾患と進化に迫る

金沢大学医薬保健研究域医学系 脳神経医学研究分野
河﨑 洋志 教授(かわさき・ひろし)

1990年京都大学医学部卒業。
米デューク大学・ハワードヒューズ医学研究所留学、
東京大学大学院医学系研究科特任准教授などを経て、2013年から現職。


 脳表面にシワが多く存在する哺乳類ほど高度な脳機能を有すると考えられている。金沢大学の河﨑洋志教授は、イタチ科の動物「フェレット」を使用した独自のアプローチによる研究で、人の脳に迫っている

─「フェレット」を使って脳の研究を進めている点が大きな特徴ですね。

  私たち人間の脳は、複雑で精巧にできています。しかし時々、異常が起き、その異常による病気も多く存在します。脳が正しく出来上がる仕組みを理解することが、病気の解明にもつながると考え、研究を進めています。

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