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和歌山県立医科大学医学部 リウマチ・膠原病科学講座 コホートで特徴分析 和歌山の診療充実図る

和歌山県立医科大学医学部 リウマチ・膠原病科学講座 コホートで特徴分析  和歌山の診療充実図る

和歌山県立医科大学医学部 リウマチ・膠原病科学講座
藤井 隆夫 教授(ふじい・たかお)
1989年慶應義塾大学医学部卒業。米エール大学留学、
京都大学大学院医学研究科リウマチ性疾患制御学講座特定教授などを経て、
2015年から現職。


 2015年に開設された和歌山県立医科大学のリウマチ・膠原病(こうげんびょう)科学講座。和歌山県内での診療の充実を図るため日々奮闘している藤井隆夫氏に、初代教授としてのこれまでの取り組みや研究内容、展望を聞いた。

―講座開設から現在までを振り返って。

 近畿地区で大阪、京都、神戸などの都市部は関節リウマチと膠原病を専門にする内科医が多く、拠点病院もありますが、和歌山県は他都市と比べて診療も研究も立ち遅れているという印象がありました。私が前任地の京都大学にいた時にも、和歌山から2時間以上もかけて診察に来る患者さんがいました。

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