九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

「ピンチをチャンスに」 経営改善を実現

「ピンチをチャンスに」 経営改善を実現

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
門脇 孝 院長(かどわき・たかし)
1978年東京大学医学部卒業。
同大学大学院医学系研究科代謝・栄養病態学(糖尿病・代謝内科)教授、
同大学医学部附属病院長などを経て、2020年から現職。


 2020年4月に東京都港区にある「虎の門病院」の院長に就任した門脇孝氏。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、どのような対応で難局を乗り越えてきたのだろうか。経営改善を達成した新たな取り組みについて聞いた。

―コロナの流行初期に院長に就任しました。

 当院では2020年2月、横浜港に寄港した大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」でのクラスター発生時から新型コロナウイルスの患者さんを受け入れ、院内の感染防止対策にも取り組んできました。同年3月30日には院内独自の非常事態宣言を発出。私が院長に就任したのは、その2日後の4月1日でした。

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