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滋賀医科大学内科学講座 呼吸器内科 人材育成と輩出に尽力 呼吸器医療の充実を

滋賀医科大学内科学講座 呼吸器内科 人材育成と輩出に尽力  呼吸器医療の充実を

滋賀医科大学内科学講座 呼吸器内科
中野 恭幸 教授(なかの・やすたか)
1989年京都大学医学部卒業。
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学留学、京都大学医学部附属病院呼吸器内科、
滋賀医科大学内科学講座(循環器・呼吸器)准教授などを経て、2018年から現職。


 教室開設をミッションとして、滋賀医科大学に赴任したのは20年ほど前。呼吸循環器内科から分離独立し、スタートを切ったのは、3年前の6月のことだ。今、目指すことは。

―開設までの経緯を。

 30代、助手という立場で滋賀医科大学に着任した時、呼吸器を専門とする医師は私1人でした。当時、滋賀医大では循環器内科の先生が呼吸器疾患も診ており、病院の当直をすると、救急に来る患者さんに呼吸器疾患の患者さんがほとんどいない状態。それが、次第に肺がん、肺炎の患者さんが増えていきました。一人ひとり真摯(しんし)に診療する。そう決めて、毎日とにかく一生懸命でしたね。

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