九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

休床病棟をコロナ専用に マンパワーの充実で負担軽減

休床病棟をコロナ専用に マンパワーの充実で負担軽減

独立行政法人国立病院機構 三重中央医療センター
田中 滋己 院長(たなか・しげき)
1981年三重大学医学部卒業。国立小児病院小児医療研究センター(現:国立成育医療研究センター)、
米ペンシルべニア大学などを経て、1998年国立三重中央病院(現:三重中央医療センター)入職、2019年から現職。


 周産期医療、循環器病分野における高度な救急医療を担っている三重中央医療センター。第2種感染症指定医療機関として、院内の新型コロナウイルス感染症対策の指揮に当たってきた田中滋己院長が、この1年を振り返る

―これまでの経緯などを教えてください。

 赤字体質からの脱却を目指し、診療の効率化を図るために、2019年12月、50床あった病棟の休床に踏み切りました。黒字化を目指して一丸となった矢先に、新型コロナウイルスが日本に上陸。図らずも、病院再建に向けた団結力は、コロナ対応にかじを切って生かされることになりました。

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