「人こそ資産」で改革 満足度向上、離職者減少

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高知県厚生農業協同組合連合会 JA高知病院
都築 英雄 院長(つづき・ひでお)
1987年徳島大学医学部卒業。徳島市民病院外科医長、
土佐市民病院副院長、JA高知病院外科診療部長などを経て、2019年から現職。


 2021年に創立90年を迎えたJA高知病院は、高知市に隣接する南国市で、地域の2次救急を担っている。職員が働きやすい環境づくりに力を注いでいる都築英雄院長に話を聞いた。

―運営面で力を入れてきたことは。

 当院の入院比率は一般外来が60人に1人、紹介は5人に1人、救急は2人に1人です。紹介と救急の患者さんの入院比率が高く、紹介と救急の受け入れが経営の安定には不可欠です。

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