統合で医系総合大学に 次の50年へ新たな一歩

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学校法人兵庫医科大学
太城 力良 理事長(たしろ・ちから)
1972年大阪大学医学部卒業。米ユタ大学、
大阪大学医学部麻酔学教室、兵庫医科大学麻酔科教授、
同大学病院長などを経て、2018年から現職。


 2022年に開学50周年を迎える兵庫医科大学。22年4月に同一法人が運営する兵庫医療大学との統合が予定(文部科学省への認可申請中。状況に応じて変更の場合あり)されているほか、50周年記念事業として新病院棟の建設、大阪・梅田でのクリニック開設などが控えている。太城力良理事長は「医系総合大学としてさらなる飛躍を目指したい」と語る。

―統合を目指した背景は。

 2007年、神戸市中央区に、薬学部、看護学部、リハビリテーション学部の3学部を擁する兵庫医療大学を開設しました。当時、兵庫医科大学にこの3学部を新設する案もありましたが、3学部を担当する教員からは「自分たちの主体性を生かしたい」という希望が強く、2大学体制とすることにしました。

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