九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

初期から対策に着手 地域の応援支えに奮闘

初期から対策に着手 地域の応援支えに奮闘

福岡大学筑紫病院
柴田 陽三 病院長(しばた・ようぞう)
1981年福岡大学医学部卒業。同大学大学院医学研究科准教授、
同大学筑紫病院整形外科教授、副病院長など経て、2019年から現職。


 福岡大学筑紫病院は第2種感染症指定医療機関として、新型コロナウイルス感染症の流行初期から厳重な対策を講じてきた。陣頭指揮を執る柴田陽三病院長は、疲弊しながらも最前線で努力し続ける職員を労い、地域の支援にも感謝しながらコロナ禍を乗り越えようとしている。

―流行初期の対応は。

 当院では2020年3月に新型コロナの対策チームを発足させました。当時はまだ国内での感染者も多くなく、エビデンスを伴う情報も少ない状況でした。既存の抗ウイルス薬が効くのか、どれぐらいの感染力があるのか分からない、手探りでのスタートでした。

記事に関する感想・コメントはこちらから

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
名前
メニューを閉じる