2022年の新築移転で病院機能を拡充

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社会福祉法人恩賜財団 済生会京都府病院
吉田 憲正 院長(よしだ・のりまさ)

1980年京都府立医科大学卒業。
米ルイジアナ州立大学留学、京都府立医科大学講師、
京都第一赤十字病院副院長・消化器センター長などを経て、2019年から現職。

 2022年秋の新築移転に向け動き出している済生会京都府病院。乙訓地域唯一の公的病院として、開放型病床の提供を行うなど病診連携の歴史も長い。新病院は、地域完結型医療を目指し、機能が強化される。吉田憲正院長にその構想を聞いた。

―病院移転の背景は。

 1929年に京都市北区に開設した当院は、1983年に現在の場所に移転しています。40年近くになり、ハード面の老朽化や、駅から徒歩15分という立地など、患者さんのニーズと合わなくなってきている部分も出てきました。

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