九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

関係構築のために奔走 地域とのつながり実感

関係構築のために奔走  地域とのつながり実感

 金兼 千春 院長(かねがね・ちはる)
1988年金沢大学医学部卒業。金沢大学医学部附属病院
(現:金沢大学附属病院)小児科、国立病院機構富山病院診療部長、
同特命副院長などを経て、2020年から現職。

 院長に就任以来、多職種の連携と、地域との関係性を築くことに注力している金兼千春院長。多職種での話し合いを重視するようになった経緯や、成果が出始めている地域へ連携を働きかける手法について尋ねた。


―院長就任時を振り返って。

 富山県で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されたのは、2020年3月30日でした。私が院長に就任したのはその2日後です。同年4月からはコロナの対策委員会を毎日開催し、感染対策を練り上げてきました。全国の医療機関もそうであったように、当時コロナに対する知識が不足しており、全てが手探りでした。

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