佐賀国際重粒子線がん治療財団
中川原 章 理事長(なかがわら・あきら)
1972年九州大学医学部卒業。米ロックフェラー大学留学、千葉県がんセンター長、
佐賀県医療センター好生館理事長などを経て2015年から現職。
2018年から九州国際重粒子線がん治療センター長兼任。医学博士。
佐賀国際重粒子線がん治療財団が運営するサガハイマット(九州国際重粒子線がん治療センター)では、2018年度の公的医療保険の適用拡大により患者数が1・5倍に増えた。一方で、一人当たりの治療費収入は減少している。この「想定外」に対し新たな中期事業計画を策定、3年後の経営収支の黒字転換を目指している。
—サガハイマットの強みとは。
まずは地の利が第一といえます。高速道路、鉄道網ともクロスロードは鳥栖市。九州新幹線の新鳥栖駅から徒歩3分と交通の利便性の良さは強みといえます。