九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

見え始めた回復のきざし まずは役割を果たしていく

見え始めた回復のきざし まずは役割を果たしていく

日本赤十字社 福島赤十字病院 
渡部 洋一 院長(わたなべ・よういち)
1983年富山医科薬科大学医学部(現:富山大学医学部)卒業。
福島県立医科大学脳神経外科学教室入局。
国立循環器病センター(現:国立循環器病研究センター)、
福島県立医科大学附属病院救急科副部長、
福島赤十字病院脳神経外科部長などを経て、2015年から現職。


 2019年1月に新病院での診療がスタート。福島赤十字病院が強みとする救急医療、地域医療の強化を図り、免震構造の採用や屋上ヘリポートの設置で災害への対応力も高まった。地域の医療資源は少しずつ回復のきざしを見せつつある。渡部洋一院長は言う。「10年後、状況は大きく変わっているはず」

—新しい環境が整って以降の変化や手応えは。

 旧病院との大きな違いの一つは、救急患者用の病床を12床設置したことです。救急搬送患者はもとよりクリニックの先生方や他の病院から紹介された緊急性の高い患者さんを、ここでいったん受け入れて治療します。

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