沖縄唯一のTAVI実施機関 低侵襲と2次予防を実現

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琉球大学医学部附属病院 心臓血管低侵襲治療センター
岩淵 成志 特命教授(いわぶち・まさし)
1986年信州大学医学部卒業。福山循環器病院、
社会保険小倉記念病院(現:一般財団法人平成紫川会小倉記念病院)などを経て、2020年から現職。
琉球大学大学院医学研究科循環器・腎臓・神経内科学講座診療教授兼任。

 第三内科循環器グループの診療教授と兼務し、2020年2月から心臓血管低侵襲治療センターの特命教授に就任した岩淵成志氏。TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)の沖縄県唯一の認定施設として、同県内の大動脈弁狭窄症の患者を一手に引き受けている。

―カテーテル治療のメリットは。

 最大のメリットは低侵襲であること。これまで確立されていた冠動脈バイパス術では、高齢者の場合、社会復帰まで1〜3カ月を要しますが、カテーテル治療は2泊3日程度で退院できます。

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