新病院を救命救急、人材育成の拠点に

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兵庫県立姫路循環器病センター
木下 芳一 院長(きのした・よしかず)

1980年神戸大学医学部卒業。米メイヨー・クリニック留学、
島根大学医学部長、同大学医学部附属病院副院長などを経て、2020年から現職。
社会医療法人製鉄記念広畑病院長兼任。

 2022年、兵庫県姫路市の3次救急を担う「兵庫県立姫路循環器病センター」と「社会医療法人製鉄記念広畑病院」が統合し、新病院「兵庫県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」として開院する。2施設の院長を兼任する木下芳一氏に、新病院で目指すことを聞いた。

─新病院設立の経緯は。

 姫路市では六つの規模の大きな病院が中心となって重症患者さんの救急対応をしていますが、残念ながら医療圏内で全ての患者さんを受け入れることはできていません。過去には救急車が搬送先を探す間に患者さんの容態が悪化してしまったケースもあり、中播磨は救急隊から受け入れ要請を4回以上行う頻度が他地域よりも多いとする調査結果もあります。

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