藤田医科大学 七栗記念病院
園田 茂 病院長(そのだ・しげる)
1985年慶應義塾大学医学部卒業。
同大学月が瀬リハビリテーションセンター専任講師、
藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)医学部リハビリテーション医学講座教授、
同七栗サナトリウム(現:七栗記念病院)病院長などを経て、2018年から現職。
回復期リハビリテーションと緩和ケアに特化し、訪問看護・介護も開始した藤田医科大学七栗記念病院。患者や家族にこれまで以上に優しい病院でありたいと話す園田茂病院長に、治療の特色やリハビリテーションへの思いを聞いた。
─現在の取り組みは。
回復期に特化した病院運営は変わりありません。全218床のうち、一般病棟48床のほか、150床の回復期リハビリテーション病棟、そして緩和ケア病棟が20床。一般病棟でありながらも緩和ケアの患者さんを受け入れて緩和医療を提供しており、私たちはこれを〝ハイブリッド緩和ケア〟と位置付けています。
緩和ケアを回復期とみなしていいかは議論の余地がありますが、急性期でも慢性期でもないというスタンスを取っています。
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