九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

地域の患者に寄り添ったリハビリ医療の実践を

地域の患者に寄り添ったリハビリ医療の実践を

美津島 隆 主任教授(みずしま・たかし)
1989 年産業医科大学医学部卒業。横浜労災病院、
富山労災病院、浜松医科大学医学部附属病院
リハビリテーション科病院教授などを経て、2017 年から現職。

 日本初の専門講座として開設された獨協医科大学のリハビリテーション科学講座。4代目主任教授の美津島隆氏は、専門医としての長きにわたる臨床、研究の成果を後進に伝えながら、地域医療を支える人材の育成に尽力している。


―講座の沿革と特徴は。

 当講座は1974年、わが国で初めて開設されたリハビリテーション医学の専門講座です。初代教授に高橋勇氏が就任してからこれまで、全人的医療の精神に基づいた総合的な診療、研究を行うことでリハビリテーション医療(リハビリ医療)の発展に寄与してきました。リハビリテーションの語源はラテン語とされ、「人間らしい状態に再び戻す」という意味です。一般の診療科が疾病を対象としているのに対して、当科では人間の障害を対象にして、患者さんの生活にもアプローチします。

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