地域の多様性に合わせた医療体制の構築を目指す

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札幌医科大学附属病院 土橋  和文 病院長(つちはし・かずふみ)
1981年札幌医科大学医学部卒業、同内科学第二講座入局。同准教授、
同医学部病院経営・管理学教授(附属病院経営管理部長)、
同附属病院副院長(経営担当)などを経て、2018年から現職。


 北海道は広大な面積を有するがゆえに、多様な暮らしや文化が存在する。医療ニーズも地域性によって異なるのが実情だ。「それぞれに適した体制を、時代の変化を見据えながら構築していく必要がある」と語るのは札幌医科大学附属病院の土橋和文病院長。同院の役割と、地域医療の今後について聞いた。

―教育方針について教えてください。

 北海道にある医学部は本学、北海道大学、旭川医科大学です。全体の特徴としては、各大学が独自色のある教育を実践し、ときに協力しながら医療者を育てている点だと思います。

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