人材育成に注力 地域医療を支える

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鳥取大学医学部 脳神経医科学講座
精神行動医学分野

岩田 正明 教授(いわた・まさあき)
2000年鳥取大学医学部卒業。島根県立中央病院、
米イェール大学留学、鳥取大学医学部脳神経医科学講座
精神行動医学分野准教授などを経て、2021年から現職。

 1945年に米子医学専門学校精神医学講座として開講された伝統ある教室の第9 代教授に就任した。「まずは教育」と語る岩田正明氏は人材育成に重点を置き、新たな方向性を模索している。


外部の力も活用 能力高める教室に

 45歳で准教授から教授に就任した。任期は長く、長期的な視野での教室運営に意欲を見せる。鳥取大学は鳥取・島根両県に関連病院があり、その中には隠岐のような離島も含まれる。「卒業後、大学に残る若手が減少している中で山陰地方の地域医療を守っていくためには、優秀な人材が不可欠。今、最も大事にしたいのは、教育です」と語る。

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