ロボットの進化が生み出す人工関節のパラダイムシフト

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近畿大学医学部整形外科学
赤木 將男 主任教授(あかぎ・まさお)

1983年京都大学医学部卒業。米ロマリンダ大学人工関節摩耗学研究所、
近畿大学医学部整形外科学教授などを経て、2012年から現職。
近畿大学医学部教学部長兼任。

 2017年4月、赤木將男教授らは「近畿大学医学部附属病院(現:近畿大学病院)人工関節センター」を設立。2019年4月、日本初導入の人工膝関節手術支援ロボットによる単顆人工膝手術(UKA)を実施した。人工関節のエキスパートは、手術支援ロボットの将来をどう見据えているのか。

―「人工関節センター」の役割とは。

 強力な他科のバックアップのもと、総合的な医療を行えることが一番の強み。併存症のある患者さんにも幅広く対応しています。他で断られた方、例えばうつ病や統合失調症の患者さんも精神科と薬物コントロールしながら診ています。

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