宮本 享 教授(みやもと・すすむ)
1982 年京都大学医学部卒業。国立循環器病センター
(現:国立循環器病研究センター)脳神経外科部長などを経て、
2009 年から現職。京都大学医学部附属病院病院長、同副学長兼任。
国内外の脳神経外科の発展に貢献してきた京都大学医学研究科脳病態生理学講座脳神経外科。宮本享教授は、リベラルの精神と伝統を守り、「外科医の目と技を持った神経系総合医」の育成を目指す。
基本領域としての脳神経外科
―脳神経外科の発展において果たしてきた役割は。
新専門医制度において、脳神経外科は19ある基本領域の一つです。脳神経外科医の役割は、神経系に対する高度な手術にのみ限定されるものではありません。