九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

より高い満足度を目指して整形外科でロボット導入

より高い満足度を目指して整形外科でロボット導入

社会保険 大牟田天領病院
久保田 健治 副病院長(くぼた・けんじ)

1983年熊本大学医学部卒業。同附属病院整形外科、
関東労災病院スポーツ整形外科、社会保険大牟田天領病院整形外科部長などを経て
2007年から現職。

 より患者満足度の高い医療のために─。こうした思いを原動力に、人工膝関節置換術のロボット支援下手術を導入。従来の術式との違いやメリット、導入したからこそ見えてきた課題は何か。そして医療分野でのAI活用についての展望なども聞いた。

─導入の背景は。

 人工膝関節の置換術は、関節が変形して機能しない患者さんに行う手術です。私はこれまで1500例ほど手がけてきました。おおむね満足していただいていると感じていますが、中には術後、「痛くはないけれど違和感がある」などとおっしゃる方もいました。

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