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「なぜ」を持ち続けることそれが新しい医療をつくる

「なぜ」を持ち続けることそれが新しい医療をつくる

東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座 整形外科学分野 井樋 栄二 教授(いとい・えいじ)
1980年東北大学医学部卒業。米メイヨークリニック・バイオメカニクス研究室、
秋田大学整形外科教授などを経て、2006年から現職。

 肩、腫瘍、脊椎、リウマチ・骨代謝、膝・スポーツ、小児・股関節の6グループが活動する東北大学整形外科学分野。「私たちに求められているのは独創性。それは常に疑問を持ち続けることで生まれる」と井樋栄二教授。「新しい発想」を生むために必要な視点に迫った。

―専門は肩関節外科。

 例えば肩関節の脱臼に対する保存療法として、従来、内旋位固定(腕を内側に曲げて腹部の前で固定する方法)が用いられてきました。ヒポクラテスの時代から続く固定法です。

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