QOL向上に多様な試み 目指すのは「快適な病院」

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奈良県立医科大学麻酔科学教室
川口 昌彦 教授(かわぐち・まさひこ)

1988年奈良県立医科大学医学部卒業。
国立循環器病センター(現:国立循環器病研究センター)、大阪脳神経外科病院、
米カリフォルニア大学サンディエゴ校などを経て、2012年から現職。

 周術期や術後のフォローなど、多様な側面で「長期的なQOLの向上」を見据えたチーム医療を推進する奈良県立医科大学麻酔科学教室。「笑顔」や「幸福」をキーワードにした新しい医療の創造を目指し、さまざまな試みが進行中だ。川口昌彦教授が思い描く医療のあり方を探った。

―どのようなことに力を入れていますか。

 患者さんも病院で働くスタッフも笑顔になれる。そんな快適な病院、快適な職場を目指して、「病院快適環境プロジェクト」を推進しています。

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