鳥取県看護協会 会長 内田 眞澄

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 新しい年が明けました。新型コロナウイルス感染症禍で迎えた2021年の新春、気持ちが引き締まる思いでいっぱいです。恒例のおめでとうございますというごあいさつが、今年は一変し、その言葉を用いることに躊躇する感があります。皆さま方におかれましてはいかがな年をお迎えでしょうか。
 
 2020年の年明けとともに新型コロナウイルス感染症対応に追われだしました。鳥取県看護協会は日本看護協会・県との連携を基盤とし、県内の医療・福祉関係団体との連携を密に取り合い取り組んできました。

 その2020年の取り組みを振り返ってみますと、まず新型コロナウイルス感染症への対応に向けた体制(組織)づくりでした。協会内対応チームと対外対応のプロジェクトチームを編成しました。合い言葉を、「会員・看護職を護(まも)る、県民の皆さまの健康とくらしを護る」そのために「感染しない、感染させない」「今私たちにできることをする」とし、職員一人ひとりが自分は何をしなければならないか考え取り組みました。

 最初の取り組みは、2~3月、学校の休業に伴い看護師が休まなければならない状況に対応した看護職員の確保をナースセンターと一体となり、取り組みました。また「協会感染対策対応マニュアル」を作成し、新年度の研修や事業などに備えました。

 そして4月、県より四つの依頼。①PCR検査検体採取の補助業務、②軽症者等の宿泊療養に係る業務、③発熱・帰国者・接触者相談センターにおける電話相談対応、④積極的疫学検査における聞き取り調査です。さらに11月、「受診相談センター」を開所。県・医師会との連携により保健所、医療機関の負担軽減を図るとともに、県民(県外からもあり)の皆さまの悩み・不安へ対応しています。

 また、世界中・日本中の看護職、特に感染管理認定看護師の活躍の1年でもありました。4月は患者対応研修、7月は地域最前線で活動している診療所・福祉施設・訪問看護の看護職員を対象に研修会を9回開催するなど感染防御に備えました。また福祉施設に対してはクラスター発生予防に向け、現地実地指導を実施しました。今現在、感染者数が最少にとどまっているのは県民総体の努力によるたまものと感謝の気持ちで一杯です。

 しかし、課題も見えてきました。県内外においてクラスター発生時の看護師派遣への対応は容易ではありません。しかし、こんな時こそ、力を合わせ、仲間を信じ、粘り強く、支え合い乗り切っていきましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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