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通いたくなる歯科医院であるために

通いたくなる歯科医院であるために

医療法人LOVE&SMILE 友枝歯科クリニック博多駅前
友枝 亮 理事長・総院長(ともえだ・りょう)

2001年福岡県立(現:公立大学法人)九州歯科大学卒業。ひろえ歯科医院などを経て、2013年友枝歯科クリニック平尾開院。2016年医療法人LOVE&SMILE設立、
2019年から現職。

 5月20日、ビジネスや観光で多くの人が行き交うJR博多駅からわずか徒歩1分のビルに開院した「友枝歯科クリニック博多駅前」。グループに福岡市中央区平尾で2013年にオープンした「友枝歯科クリニック平尾」がある。都市部での展開を重視するその真意は。

―博多駅エリアでの開院について。

 異業種交流会などで、私の名刺の肩書きを見ると、何人かの顔が曇るんです。なぜかと聞いてみると歯医者は「痛い、怖い」というイメージがあるからと。さらに話を聞くと「定期健診に行かないといけないのですが、行けなくてすみません」と、なぜか謝られてしまいます。その中で分かってきたのが、歯医者が「行きにくい場所」であること。定期健診をすれば、自分の歯を生涯保てる可能性が高まることは誰もが知っています。でも実際に定期健診に通っている数は、かなり低いと言われています。

 そこで、まず考えたのが「五感に訴える癒やしとおもてなし」。まったく歯科医院とは思えない空間をさまざまな形でつくり上げるようにしました。もちろん接客も重要です。毎週、専門家を招いての勉強会も行っています。

 最初に開院した福岡市中央区平尾は歯科医院激選区。健康への意識が非常に高いエリアです。最初は苦戦しましたが、自分が望んでいた健康と美容を併せた治療が浸透し、今では予約が満杯になるほどになりました。

 そして次のチャレンジとなるのが、この「友枝歯科クリニック博多駅前」です。地域に求められているクリニックをつくるというこれまでの方針にのっとり、ここではビジネスマンやJRなどを利用して来院される遠方の方に望まれるクリニックであることを目指しています。

―治療において力を入れていることは。

 「虫歯などが痛いときに行く」という歯科治療から、近年は「歯周病のケアや予防に通う」へと変化しています。私たちは、さらに「歯の健康だけでなく、美や全身の健康、長寿のために通う」ことまでを提案しています。

 「歯医者に行くのはおっくうだけれども、歯の美しさを維持することには興味がある」という方は少なくありません。そこを入口にして「この歯医者さんに定期健診もお願いしたい」となればと考えています。

 虫歯や歯周病を治していく一般的な治療のみならず、当院では非常に痛みが少ないホワイトニングや生体親和性の高いセラミックを使って美しく治していくことなどを得意としています。最短1日で、その場でセラミックを入れて帰る治療をはじめ、新しく、かつ有効なものをできるだけ取り入れるようにしています。

―今後の歯科治療のあり方について。

 治療においては、カウンセリングの時間を大切にしています。患者さんの今の歯の状態が、なぜそうなっているのか、将来的にはどうなるのか。「そのために今、こういう治療が理想的で、相談して決めていきましょう」と案内をしています。

 人生100年と言われている中で、この歯をいつまで残せるのかを予測しながら、患者さんにとって必要な治療を提案します。患者さん自身は何とも思っていなくても、放置しておくと歯がいずれ全滅してしまうという場合もあるのです。保険適用内外の治療ともに検討し、きちんと説明をして、最も良い治療を提示できればと考えています。

 また博多駅前の開院に続いて、10月からはスタディグループをつくり、オンラインで日本各地の先生に私の考えている医療モデルを発信できればと思っています。日本中のクリニックの質が向上することで、患者さんも幸せにしていくことができたらいいですね。

医療法人 LOVE&SMILE 友枝歯科クリニック博多駅前
福岡市博多区博多駅中央街7―8 博多駅中央駐車場ビル1階
☎092─710─4698(代表)
https://www.tdc-hakata.com/

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