九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

茨城県医師会 会長 諸岡 信裕

茨城県医師会 会長 諸岡  信裕

 明けましておめでとうございます。

 平成の時代は幕を下ろし、令和の新時代を迎えました。皆さまにおかれましては、つつがなく新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 「令和」の意味について、わが国が外国政府に説明する際には「Beautiful Harmony」という趣旨を伝えるように指示を出したとのことであります。まさに「美しい調和」の心が、令和であり、災害の無い、平穏な平和な年になることを願わずにはいられません。

 2019年を振り返りますと、令和最初の第74回茨城国体は、新天皇・皇后両陛下を茨城の地にお迎えして、9月に開催されました。オール茨城の活躍により、天皇杯・皇后杯共に獲得し、「いばらき」の底力を全国に発信しました。

 しかし、その後、大型台風の直撃や豪雨災害などにより、茨城県でも、那珂川や久慈川などの一級河川で、洪水被害が多発しました。茨城県医師会は、これからの災害対策等を県行政と連携し推進いたします。

 2020年は、茨城県医師会として、人生100年時代を迎えるに当たり、いかに明るい健康社会をつくり上げるかが重要な年でもあります。そのためには、プライマリ・ケアを担う「かかりつけ医」が積極的に地域医療に関わる必要があります。

 超高齢社会を迎えるわが国にとって、地域包括ケアシステムを支える医療の柱として、在宅医療があり、茨城型地域包括ケアシステム推進センターを立ち上げ、在宅医療を積極的に取り組む医師のグループ化事業を進めています。

 また、地域に根ざした安心・安全な医療提供体制の構築のため、茨城のチーム医療を推進する四師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護協会)懇談会や救急災害医療の根幹をなすJMAT茨城の連携をさらに強化いたします。

 茨城県の人口10万人当たりの医師数は全国46位と大変少なく、外来医師の偏在指数も低位にあります。勤務環境を改善し、医師の働き方改革を推進しながら、勤務医や女性医師の就業支援を積極的に行い、本県における医師数増加の施策を県行政と共に実施いたします。

 私たちは、医療の役割は「病を防ぐ」「病を治す」「支える」と考え、それにより健康寿命の延伸をもたらし、強いては、社会保障の安定に資すものと考えます。

 本年は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。本県でも、サッカー競技が開催されますが、国際的にも多難な時代において、平和なスポーツの祭典が、平穏・無事に開催され、さらに、自然災害の無い年になることを願いながら、新年のごあいさつといたします。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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