九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

福岡県看護協会 会長 大和 日美子

福岡県看護協会 会長  大和  日美子

 明けましておめでとうございます。皆さま方におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また日頃より、福岡県看護協会の活動に対し、ご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 2020年は 、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)により、世界中の人々が生活様式の変更を余儀なくされ、経済活動も大きなダメージを受けました。

 医師・看護職をはじめとする医療従事者が、この新興感染症に対峙(たいじ)する最前線で、日々命と向き合い、最大限の努力を続けていることに対し、心より敬意を表したいと思います。

 福岡県看護協会の本来の使命は 「看護の質の向上と働き続けられる職場環境づくり」により、県民の健康な生活に寄与することにあります。今回のCOVID―19に対しては、不足する看護職員の確保対策として、ナースセンターを活用した潜在看護職員の復職マッチングとスキルギャップ研修の開催などの支援により、延べ60人程度の方々に復職していただくことができました。

 復職した看護職員は、軽症者等宿泊療養施設や電話相談および医療の現場において、持てる看護力を遺憾なく発揮していただきました。

 また、県内の感染症看護専門看護師および感染管理認定看護師の方々のご協力を得て 「介護施設等感染環境ラウンド・アドバイザー派遣事業」を2020年9~11月の期間で実施いたしました。高齢者が多く集まる中、COVID―19が発生した場合、重症化するリスクが高いこのような施設において、感染管理の具体的なアドバイスを受ける機会となり、非常に好評でした。2021年も引き続き、開催の希望が出ている状況です。

 2025年・2040年問題、地域包括ケアシステム推進、そして働き方改革推進など本来の課題も大詰めを迎えています。新興感染症への対応と並行して、時代に必要な準備を看護職能団体として着実に進めてまいりたいと思います。

 COVID―19によって、日常と捉えていたもの(こと)の全てが変わり、対応せざるを得ない状況に追い込まれました。しかし私たちは、強い意志と団結力をもってこの危機を乗り越えられるはずです。

 今年も皆さま方と力を合わせ頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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