福岡県医師会 「がん教育」の教材作成

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 改正がん対策基本法に、がん教育に関する条文が盛り込まれ、各地の学校でがん教育が始まる中、福岡県医師会(松田峻一良会長) が、がん教育推進のための教材を作成した。県内の全小学校、中学校、高校に配布。同医師会のウェブサイトでも、電子ブック版を閲覧・印刷できる。

 教材は、小学生向けの「がんがわが家にやってきた!がんを知って支えあおう」と、中高生向けの「クラスの半分はがんになる! がん社会でどう生きるか?」の2種類。

 がんの正しい知識を得て、患者や家族に対する理解を深めるとともに、健康と命の大切さを学んでほしい―と、基礎知識や診断された人の心情、治療手段、予防や早期発見の方法などを、わかりやすい言葉とイラストで説明している。

 例えば、小学生向けでは、「おじいちゃんね、がんなんだって」と母親から告げられた小学生が抱いた「がんってどんな病気?」「がんは治せるの?」などの疑問に答える形でストーリーが進行。

 「がんを防ぐにはどうしたらいいの?」という質問には、国立がん研究センターの「科学的根拠に基づくがん予防」をもとに、日本人におけるがんの要因を男女別に示した上で、「体を動かそう」「野菜・果物をしっかり食べよう」など、がんのリスクを下げる生活習慣を提示している。

 治療や療養生活を支える「職種」について紹介しているのも、この教材の特徴の一つ。福岡県医師会の香月きょう子理事は、「医療・介護従事者不足は大きな課題。教材を通して、これらの職種にも関心を持ってもらえれば」と語っている。

 教材の閲覧は、福岡県医師会ウェブサイト(https://www.fukuoka.med.or.jp/)から。

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