九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

確固たる理念で地域の危機に対応

確固たる理念で地域の危機に対応

医療法人医仁会 さくら総合病院
小林 豊 病院長(こばやし・ゆたか)

2000年千葉大学医学部卒業。
国立がんセンター中央病院(現:国立がん研究センター中央病院)、
船橋市立医療センター外科医長などを経て、2015年から現職。

 さくら総合病院では、新型コロナウイルス感染症に伴う医療崩壊を防ぐため、民間病院ながら20床の専用病床を設けて対応に当たってきた。その根底にあるのは、「断らない医療」の実現という病院の理念だ。

―これまでの対応は。

 行政の依頼を受け、2020年2月からPCR検査を施行してきました。入院患者については、同年4月の尾張北部医療圏の病院長会議で、公立・公的病院が受け入れることで合意。第1波、第2波は乗り切ることができましたが、11月中旬からの第3波では患者さんが急増し、公立・公的病院のコロナ専用病床が急速に埋まりだしました。

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