九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

生活困窮者支え 理念と経営両立目指す

生活困窮者支え  理念と経営両立目指す

社会福祉法人恩賜財団済生会支部 大分県済生会日田病院
林田 良三 院長(はやしだ・りょうぞう)

1981年久留米大学医学部卒業。
三井記念病院、古賀病院、大分県済生会日田病院外科部長などを経て、2016年から現職。

 大分県済生会日田病院は、生活に困窮する人に手を差し伸べる「済生」の精神の下、県西部の医療の中核を担う。1990年の開院から30年。林田良三院長に今後の展望などを聞いた。

―日田病院の特徴は。

 日田市、九重町、玖珠町からなる県西部医療圏で唯一の公的医療機関です。「地域に足りない医療機能を補完する」という、本来は公立病院が果たすべき役割を担ってきました。また、地域の人口減や医療ニーズの変化に応じ、病床機能を急性期だけでなく回復期、慢性期(緩和ケア)にも対応できるように多機能化を図ってきました。

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