九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

岐阜大学医学部附属病院 病院長 吉田 和弘

岐阜大学医学部附属病院 病院長 吉田  和弘

 新年明けましておめでとうございます。4月からは東海国立大学機構として、岐阜大学と名古屋大学の経営統合が実現します。地域に根ざしつつも世界に活躍できる人材の育成を目指します。

 当院は「社会と医療のニーズに応える病院づくり」を目指してきました。具体的な四つの目標は、①地域医療機関との連携中核病院、②先端医療と臨床研究を推進し、新たな標準治療を創成する病院、③Global and local leadershipを担う人材育成のできる病院、④働き方改革を行う病院、であります。病院経営成長戦略プロジェクトを策定し、32項目について何らかの進捗を認めておりますのも、皆さまのご支援であると心から感謝申し上げます。

 地域の医療機関との連携中核病院として「アライアンスパートナー制度」に加えて、「病診連携機関登録制度」を発足しました。一方、「がんゲノム医療連携病院」として、がんのゲノムの異常の検索を提供できる準備が整いました。また、当院は「岐阜県アレルギー疾患医療拠点病院」に指定されました。

 先端医療と臨床研究を推進し、新たな標準治療を創成する病院を目指すため、「岐阜医療圏地域コンソーシアム」を締結いたしました(2019年1月30日)。岐阜医療圏に
所在する4病院(岐阜県総合医療センター、岐阜市民病院、松波総合病院)が協力して、良質かつ高度な医療を効率的に提供できる医療体制の確保を目指します。胃がん(Stag
e III)の新たな治療を開発し、胃がん治療のガイドラインを更新することができたのも昨年の大きな成果でした。

 Global and local leadershipを担う人材育成のできる病院を実現するために、国際医療センターを設置し、医師の海外研修の活性化及び外国人患者受入態勢の整備を行いました。中国の青島大学附属煙台病院(3000床)、アメリカのシカゴ大学、韓国のソウル大学との連携協定締結が実現しました。

 働き方改革を積極的に推進して参りました。働きやすい職場環境の整備、医師の働き方改革に関する検討会が公表した報告書に対応するため検討を行います。①労働時間管理の適正化、② 勤務間インターバルを導入するための改善案の検討、③労働時間を短縮するための方策の調査・検討し、職員が笑顔で働きやすい環境をつくることに努めます。

 本年もよろしくご指導ご鞭撻いただけますよう心よりお願い申しあげます。

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