九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

学内外との〝対話〟 をより良い医療につなげたい

学内外との〝対話〟 をより良い医療につなげたい

宮崎大学医学部  発達泌尿生殖医学講座 小児科学分野 盛武 浩 教授(もりたけ・ひろし)
1993年宮崎医科大学医学部(現:宮崎大学医学部)卒業。
九州がんセンター、米セントジュード小児研究病院などを経て、2017年から現職。

 開業医の高齢化に伴い、近い将来、小児科医不足が懸念される宮崎県。小児医療を維持・強化していくためにどうすべきか。積極的に若手医師の確保に取り組み、知識や技術だけでなく、柔軟なコミュニケーション能力を備えた小児科医の育成を目指す宮崎大学小児科学分野、盛武浩教授の戦略は。

―宮崎の小児医療の現状について教えてください。

 小児科医の高齢化に伴い、県央にある人口3万人規模の自治体では、小児科医が1人もいなくなるという危機が、すぐそこまで迫っています。県内人口の35%を占める宮崎市では、一時的ながら、夜間の小児科診療体制が維持できなくなる可能性もありました。

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