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子どもの視力低下、超高齢社会だからこそ「目」を向けるべき

子どもの視力低下、超高齢社会だからこそ「目」を向けるべき

 「目」を取りまく環境の変化に対して、予防の意識を浸透させ、疾患への関心を高めるには何が課題なのか。現状から読み解く。

日本人の視力が低下している!

 満5歳から17歳までを対象に発育と健康状態を調査した「平成30年度学校保健統計」(調査期間:2018年4月1日~6月30日)の結果が3月、公表された。

 年齢層によってバラつきがあるものの、2003年度ごろから肥満傾向にある子どもはおおむね減少している。また、1970年代にピークを迎え、90%台だったむし歯については年々割合が下降。中学校、高校で「過 去最低」となった(中学校35・41%、高校45・36%)。

 

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