奈良県で初めての 陽子線治療センター開設

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社会医療法人 高清会 高井病院 
高井 重郎 理事長・院長(たかい・しげお)
1972年日本医科大学医学部卒業。松下病院(現:松下記念病院)外科、
京都府立医科大学第一外科(現:外科学教室消化器外科学部門)などを経て、
1976年から現職。

 奈良県北部に位置する天理市で救急医療やがん医療を中心に、地域の中核病院としての役割を果たす高井病院。高井重郎理事長・院長は新たな医療機器を積極的に導入し、最先端の医療の提供に尽力する。2018年4月、病院に隣接して県内初の陽子線治療センターを開設。現状について聞いた。

―陽子線治療施設は県内初です。導入の狙いは。

  低侵襲な治療で、できるだけ患者さんにとってストレスのない医療を提供したいというのが私の基本的な考え方です。

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