九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

大阪府看護協会 会長 高橋 弘枝

大阪府看護協会 会長  高橋  弘枝

 新年あけましておめでとうございます。2020年はいまだ経験したことのない新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、国民の皆さまにおかれましては、多大なる影響にお見舞い申し上げます。また、医療現場で最善を尽くしておられる皆さまには、心から感謝を申し上げるとともに敬意を表します。

 当協会は、緊急事態宣言直後に対策本部を設置し、大阪府の要請により新型コロナに関連する人材確保事業を中心に事業を展開してまいりました。宿泊療養対応および検体採取外来については、4月以降延べ5000人以上の看護師を派遣しています。

 また、大阪コロナ重症センターには、コロナ重症患者に対応できる看護師育成のための研修の実施ならびに看護師確保に努め、大阪府内の各医療機関46施設からの協力を得るほか、当協会より66人を派遣する体制ができました(2020年12月31日現在)。

 大阪コロナ重症センター開設が決まった当初より、大阪府との協働で大阪府内の各病院へ派遣依頼や、個人会員の方、認定看護師や専門看護師などのネットワークを通しての協力依頼など、さまざまな方法での呼びかけを行ってまいりました。

 しかし、第3波による急激な感染者増加により、各施設においても余剰人員が乏しく、看護師確保は難航しました。この危機的状況において、吉村洋文知事の全国自治体や自衛隊への要請、日本看護協会のご協力のもと、全国より複数の看護師を派遣していただき感謝の極みであります。

 まだまだ終息する兆候が見えない中、当協会では本年も新型コロナウイルス感染症に関する事業を継続してまいります。医療崩壊を防ぎ 、国民の健康を守るために、他団体との連携を強化し、最善を尽くしてまいります。その他、さまざまな教育・ 研修事業 ・委員会活動については、オンラインと協会への来訪を併用し、看護職員のキャリア支援、地域に貢献できる人材育成に努めてまいります。

 2021年の干支は丑であります。「馬に乗るまで牛に乗れ」ということわざがあります。最善の方法が取れなければ次善の方法を取る例えです。急激に変化する社会状況において、柔軟で効果的な事業展開をしてまいる所存です。

 結びに、皆さま方のご多幸とご健勝を心から祈念するとともに、当協会への一層のご支援、ご鞭撻をお願いいたしまして、私の新年のあいさつとさせていただきます。

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