九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

埼玉県医師会 会長 金井 忠男

埼玉県医師会 会長  金井  忠男

 明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 2020年はコロナ禍で、国民誰もが困難な生活を送られたと思います。埼玉県では2月1日に初めての感染者が判明し、2月10日に2例目の感染者が認められ、2月は4例、3月中頃から急増し、3月末までの累計は100例を超え、4月5月にいわゆる第1波となり、5月末の累計は1000例を超えました。

 5月中頃から感染者が減少し、5月後半と6月は少数でしたが、7月になり再び増加し第2波となりました。9月には減少傾向になり20~30例の陽性者が確認される状態でしたが、10月再び増加し第3波となり、12月11日に累計で1万人を超えました。1波、2波、3波では違いがあったように感じられます。何の知見もない第1波の時は恐怖すら感じました。

 第2波は若者の間であっという間に感染拡大しましたが、高齢者などへの感染は少なく重症者も少なかったのですが、第3波は高齢者まで各世代で感染が拡大しました。埼玉県医師会として、時々の状況に合わせ何ができるのか考えながら対応をしてきました。

 国から地域外来検査センターの考えが示された5月には、県内全域をカバーする32センターを郡市医師会につくってもらいました。インフルエンザとの同時流行が起こることも考え、その時の対応について7月末から検討を始め従来発熱者、インフルエンザ患者を診てきた全ての医療機関に、発熱患者などの診察をするよう依頼してきました。どのような体制で診療を行ったら濃厚接触者に当たらない、感染リスクもないなどを示す診療ガイドラインを作成しました。

 県、保健所とも協議しながらの作成で最終的に第4版となりました。これらにより会員の理解が得られてきた10月に診療検査医療機関の通知がありました。発熱患者を診ることの理解が得られてきましたので、全ての診療検査医療機関を公表することといたしました。結果として、1115医療機関が登録をしてくれました。

 今後の大きな関心にワクチンがあります。当県ではワクチン接種をどのようにするかについても8月頃から検討し、集団接種と接種施設について検討を続けてきました。円滑に行われると思っています。

 2021年のオリンピック・パラリンピックの開催が可能かどうか大変気になるところであり、早くコロナ感染症が終息することが期待されます。

 最後になりましたが、皆さまにとって幸多い年となりますことを祈念し、新年のごあいさつといたします。

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