地域医療のニーズに応えられる病院づくりに励む

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医療法人  小西第一病院 小西  正洋 理事長・院長 (こにし・まさひろ)
2000年慶應義塾大学医学部大学院医学研究科(消化器内科学専攻)卒業、
医学博士。慶應義塾大学病院消化器内科勤務を経て、2010年から現職。

  病院の在り方にも変化が求められる今日。地域の医療ニーズに応えようと奮闘している病院がある。小西第一病院は、2018年、リハビリ施設を拡充。小西正洋理事長・院長の思いとは。

―リハビリテーション施設リニューアルの理由は。

 厚生労働省の在宅復帰推進への方向性や地域の医療ニーズを考慮し、2014年に地域包括ケア病床を設けました。中小規模の病院では、かつての〝治す〟医療から〝治し支える〟医療へと担うべき方向が変わってきており、そのような患者さんを受け入れる病床です。急性期治療を終えた患者さんに、在宅に復帰していただくためには、リハビリテーションが必須です。そのために、当院ではリハビリ施設の拡充が不可欠だと判断しました。

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