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在宅心臓リハビリの治験 少子高齢化を見据えて

在宅心臓リハビリの治験 少子高齢化を見据えて

大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学
坂田 泰史 教授(さかた・やすし)

1993年大阪大学医学部卒業。
同附属病院、同大学院医学系研究科循環器内科学講師などを経て、2013年から現職。
大阪大学医学部附属病院病院長補佐兼任。

 心疾患の治療に有効な心臓リハビリテーションを在宅でも行えるよう、大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学教室の坂田泰史教授たちの研究グループが治験を進めている。心臓リハの医療的、社会的ニーズの増大を見込んだ試み。治験の意義や展望を聞いた。

―どのような治療ですか。

 正式には「オンライン管理型心臓リハビリテーション医療機器(RH―01)」の医師主導治験です。病院のリハビリ室の環境を患者さんの自宅に届けるイメージ。アプリを通じて医療者とオンラインでつながりながら、自宅で、一人でリハビリができる「リハビリ分野での遠隔医療」と言えます。

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