九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

北海道医師会 会長 長瀬 清

北海道医師会 会長  長瀬  清

 あけましておめでとうございます。

 皆さまにおかれましては、おそろいで佳いお年をお迎えのことと、お喜びを申し上げます。

 2020年は、当会におきましては1月下旬から新型コロナウイルス感染症の対策本部を設置し、世界中から伝えられるさまざまな情報を収集しておりましたが、北海道では、全国に先駆けた感染の拡大に伴いまして、2月末に独自の「緊急事態宣言」が発表されました。

 そして現在に至るまで、北海道は、北に位置する冷涼な気候のせいか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、わが国の中ではいち早く訪れ、11月にはすでに過去最高水準の新規感染者を数える日が多くなっています。札幌市をはじめ北海道内各地の医療機関では、一般診療との兼ね合いもあり、その対処に苦慮している日々を過ごしております。

 2021年は、急きょ1年延期された東京オリンピックが予定されておりますが、ウイルスを克服し、無事に開催されることを願っております。

 また2020年9月には、7年8カ月の歴代最長政権となった安倍政権から菅政権へ政権が引き継がれ、社会のデジタル化の推進や、安倍政権の取り組みを継承して前に進めるとの方針が示されました。

 さらに11月には、米国大統領選挙が行われ、共和党のトランプ氏の再選が阻まれ、民主党のバイデン氏が当選されたとの報道がなされておりますが、敗者が負けを認めないため、いまだ政権移行の準備がなされておらず、米国の混乱が顕著になっているといわれております。わが国に関係の深い国でありますことから、米国の分断ではなく団結を願っております。

 一方で、北海道では1997年をピークに人口減少局面を迎え、特に大都市である札幌への集中が顕著となり、人口減少により地域の医療・介護を担う医療機関の担い手が危うくなり、困るのはその地域に住む住民の方々であります。

 2021年、十分な効果が保障された新型コロナウイルスの感染を予防するワクチンの提供が始まりました。国民がまた、安心安全で医療機関に受診できる日が来ることを祈念しつつ、国民に寄り添い矢面に立って活躍している日本医師会とともに、微力ながら力を注ぎたいと思っております。

 皆さま方のご活躍を、心から願っております。

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