九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

三重県看護協会 会長 西宮 勝子

三重県看護協会 会長  西宮  勝子

 謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

 皆さまにおかれましては、新春をどのようにお迎えでしょうか。医療職にとってはお正月を祝う気分ではないかと思います。この新聞を目にする頃には、新型コロナウイルス感染者が減少していることを祈るばかりです。

 思い返しますと、三重県では2020年1月末に感染者第1号が発表され、それ以後、感染が徐々に拡大してきました。未知のウイルスであり、治療法も確立されていない、マスクさえ1週間に1枚しかない、ガウンも不足という状況でした。そんな中で、それぞれの場所やそれぞれの立場で、自身の命の危険を感じながらも働く看護職の姿は、多くの人々から称賛されました。 三重県看護協会にも支援のマスクやガウン、ハンドクリームそして支援金等々、多くの善意が寄せられました。ご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

 しかしながら、この原稿を書いている最中でも第3波といわれ、過去最大の感染者数が出ています。設備はあっても働く看護職が足りないため稼働できないということが、各地で起こっています。

 三重県看護協会としては、緊急コロナ対策として「地域に必要な看護職確保推進事業」「地域の医療提供体制確保のための看護職員派遣調整事業」「児童福祉施設等の感染防止対策のための相談・支援事業」の3事業を中央ナースセンター、および日本看護協会、三重県より委託を受けて行っています。 その内容は、何よりも人材の確保、そして確保した人材の派遣調整、相談支援、研修や現場へ出向いての支援等であり、年をまたいで現在も続行中です。潜在看護師を募集したところ、呼びかけに応えて多くの看護職が現場に復帰して働き始めています。

 看護職みんなの力で乗り越えて、最後には良い年になるよう頑張りたいと思っています。

 そして、新型コロナウイルス感染症を乗り越えて、持続可能な社会の構築に向けて、新たな働き方を模索していかなければと思っています。医療従事者にとって厳しい年、我慢の年になりそうですが、そんな試練の時こそ得るものも多くあると思います。三重県看護協会も誠心誠意全力を尽くしてまいります。

 どうぞ本年も、ご支援をよろしくお願いいたします。皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

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