新本館A棟が開院 救命救急センターが始動
大阪医科薬科大学病院大阪府高槻市大学町2-7 ☎072-68…
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山積する課題に立ち向かいながら、一つ一つ打開策を提案し、県北エリア全体の最後の砦(とりで)として、救急医療体制の盤石化を目指す―。宮崎県立延岡病院救命救急センターの長嶺育弘センター長の思いは。
南海トラフ地震では最大震度7、津波到達までの最短時間は30分、最大津波浸水深が8mと予想される三重県伊勢市。「一人でも多くの命を助けるために、あらゆる備えをすることがわれわれの責務」だと説田守道・救命救急センター長は語る。
2013年に高度救命救急センターの指定を受けた大津赤十字病院。救命救急センターでは、24時間重篤な患者の受け入れ対応が可能であり、応需率は99%を誇る。
宮崎の救急医療をけん引する宮崎大学医学部附属病院救命救急センター。落合秀信センター長は、患者の安全を確保しながら研修医に裁量を与える独自の方式で専門医を育てている。
高知県内の救急医療体制の「要」とも言える高知医療センター救命救急センター。西田武司センター長は、高齢化と過疎化が進む地域を守るため、スタッフとともに奮闘している。
とりだい病院「カニジル」の今
広報誌、ラジオ、フェスで目指す
「私たちの病院」
「病院は社会的共通資本」と捉え、「地域と歩み、愛され、住民と職員が誰かに自慢したくなる病院— Our hospital」を目指して、さまざまな取り組みを続ける鳥取大学医学部附属病院(鳥取県米子市/697床)。2024年度まで広報・企画戦略センター長を務め、現在は同院副病院長の黒﨑雅道氏=脳神経外科教授=に、病院広報誌「カニジル」をはじめとする取り組みについて、話を聞いた。