2月、中部ろうさい病院が「治療と就労の両立支援」の一環として、スマートフォンを活用した「糖尿病のオンライン診療」を開始した。環境さえ整えば勤務先でも受診が可能。通院の負担を軽減し、患者の働き方の可能性を広げる。運用のポイントはどこにあるのか。
◎離脱が多い糖尿病治療受診継続の後押しに
糖尿病は多くの場合、痛くもかゆくもなく、かなり進行しなければ症状が現れない。治療を中断してしまう人が少なくないのはそのためだ。特に「働き盛り」の世代は多忙なため、医療機関から足が遠のきがち。重症化の一因だ。
2月、中部ろうさい病院が「治療と就労の両立支援」の一環として、スマートフォンを活用した「糖尿病のオンライン診療」を開始した。環境さえ整えば勤務先でも受診が可能。通院の負担を軽減し、患者の働き方の可能性を広げる。運用のポイントはどこにあるのか。
◎離脱が多い糖尿病治療受診継続の後押しに
糖尿病は多くの場合、痛くもかゆくもなく、かなり進行しなければ症状が現れない。治療を中断してしまう人が少なくないのはそのためだ。特に「働き盛り」の世代は多忙なため、医療機関から足が遠のきがち。重症化の一因だ。