「標準予防策」の徹底で院内感染防ぎ、苦境しのぐ

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栁澤 勉 病院長(やなぎさわ・つとむ)
1984年新潟大学医学部卒業。
埼玉県立循環器・呼吸器病センター呼吸器内科部長、同センター副病院長などを経て、
2020年から現職(2021年から地方独立行政法人埼玉県立病院機構へ移行)

 埼玉県の新型コロナウイルス感染症の重点医療機関として、中等症から重症の患者を多数受け入れてきた。限られた人員や医療資源をどう活用し、難局を乗り越えてきたのだろうか。

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