司法精神医学分野を強化 柔軟性のある組織に

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成本 迅 教授(なるもと・じん)
1995 年京都府立医科大学医学部卒業。
京都府精神保健福祉総合センター、
医療法人財団北林厚生会五条山病院などを経て、2016 年から現職。

 四つの臨床グループを核に、研究と教育を展開している京都府立医科大学の精神機能病態学。近年は、司法精神医学分野への取り組みも強化している。成本迅教授に、教室の強みや今後の教室運営の方向性を尋ねた。


―教室の強みは。

 当教室には、摂食障害を中心とする思春期、強迫症、老年期、リエゾンの四つの臨床グループがあります。それに加えて、臨床疫学を専門とする研究グループと、基礎研究のグループから構成されています。認知行動療法については、日本に紹介された初期の頃から導入した歴史があり、現在は身体症状症を対象とした臨床と研究を実施しています。

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