救急の維持、充実 総合的な医療届ける

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東京都立多摩総合医療センター
樫山 鉄矢 院長(かしやま・てつや)
1985 年岐阜大学医学部卒業。東京都立多摩総合医療センター
救命救急センター部長、都立松沢病院副院長、
都立多摩総合医療センター副院長などを経て、2021年から現職。

 東京都多摩地域唯一の都立の総合病院として、コロナ禍においても、救急医療など総合的な医療機能を維持し続けてきた。院長の樫山鉄矢氏に判断の背景にある考えと、今後の展望について聞いた。



コロナ禍での就任人員配置に奔走

 2021年4月、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中で院長に就任した。

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