長谷川 元 教授(はせがわ・はじめ)
1986 年東京慈恵会医科大学卒業。米カリフォルニア大学
サンフランシスコ校研究員、東京慈恵会医科大学内科学講座第2、
埼玉医科大学総合医療センター腎・高血圧内科准教授などを経て、2014 年から現職。
長谷川元教授は、就任8年目。人材育成を軸に明確なビジョンを打ち出し、成果を上げてきた。
―教室の診療上の特徴は。
特徴は八つ。
①膠原病や血管炎に伴う腎障害の比率が際立ち、重症例や難治療が多い
②腎炎、ネフローゼ症候群が多く、指標である腎生検を年約150 件実施
③多発性嚢胞腎の診療実績が多く、関連施設と合わせて年約130 例