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山口大学大学院医学系研究科 皮膚科学講座 教育に情熱注ぎ 医局員の数と質を向上

山口大学大学院医学系研究科 皮膚科学講座 教育に情熱注ぎ  医局員の数と質を向上

下村 裕 教授(しもむら・ゆたか)
1999年新潟大学医学部卒業。米コロンビア大学留学、
新潟大学大学院医歯学総合研究科分子細胞医学専攻細胞機能講座皮膚科学分野准教授などを経て、
2017年から現職。

 山口大学の皮膚科学講座は、下村裕教授の就任以来、4年で医局員が3倍近く増えた。どのようなアプローチで人材確保をしているのか。入局後の教育で力を注いでいることは何か―。これまでの取り組みを聞いた。

─人材確保をどのように行っているのか。

 医学部生への試験には、難解な問題を交ぜて、その問題に正解した学生を抽出しています。複数の解き方がある問題も用意して、珍しい「奇抜」な解き方をした学生も調べて、病院実習などの際に「素晴らしかった」「このような解き方があるのか」などと声を掛けて交流を深めてから、入局を打診するようにしています。

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